七五三でお召しになったお着物、少しの時間しか着ていないから大丈夫と
そのままタンスに仕舞いこんでいませんか?
着物は、脱いだ後に和服用のハンガーに掛けて、半日から一日の間、
まずは風を通して湿気を取り除きましょう。
その後ハンガーに掛けたまま、柔らかい毛ブラシで全体のほこりを取り除きましょう。
汚れていないように見えても、衿、袖口、裾、上前、ひざのシミ、ヨゴレ、シワの有無を
確認してみて下さい。
もし、汚れを見つけたら↓
簡単な汚れの落とし方
軽い汚れはベンジンを含ませたガーゼ等でそっと拭くか、
トントンとたたいて取り除いてみます。
汗はそのままにしておくと黄色くシミになってしまいますので、
水で固く絞った2枚のタオルを用意して、
間に着物を挟んでていねいにたたきます。
汗がひどい場合には数回繰り返します。
ただ、こちらのお手入れはやりすぎてしまうと輪じみや
生地を痛めてしまう可能性がありますので、
大切なお着物はクリーニング店へお任せ下さいね。
着物のたたみ方
着物はきちんと折り目に沿って正しくたたみ、たとう紙(紙製)に包みましょう。
その時には 防虫剤は着物に直接ふれない様に注意し、使用しましょう。
また、タンスに仕舞う時は、着物を何枚も重ねないようにしましょう。
着物の管理のし方
虫干しは、1月あるいは7月の空気の乾燥した日を選びましょう。
虫干しをした後はできるだけ新しいたとう紙に包み替えるのがおすすめです。
着物を収納した容器(タンス・衣装箱)は、直接日光のあたらない風通しのよい場所におきましょう。
きものへのやさしさといたわりの真心こめて・・・・・・