2024-07-28

毎日の暑さと汗の問題:衣類ケアのポイント



こんにちは、kittanです!

毎日暑いですね。をかくと、お洋服のニオイや黄ばみが気になって、

すぐにお洗濯をしたくなります。

汗には水分と塩分、尿素、乳酸、アミノ酸などが含まれていて

これらの成分が衣類に吸収され、

お洗濯をしても完全に取りきれないことが多いです。

結果的に、汗の成分が蓄積されていきます。


白いシャツが黄ばむ理由

白いシャツが黄ばむ原因として、汗からの色素成分や分泌物に含まれるがあります。

これらが衣類に染み込み、黄ばみやシミの原因となるのです。


汗には2種類ある

汗には、ベタベタとする汗と、サウナや運動時にかくサラサラとした

大量の汗があります。

汗の成分は同じでも、ベタベタする汗は汗腺機能が低下することにより

ミネラル成分が多く含まれています。

ミネラル成分を含んだ汗は、衣類にどのような影響を与えるのでしょうか?


ミネラル成分が与える衣類への損傷

ミネラル成分を含む汗には鉄分も含まれており、これが通常の汗ジミよりも

濃い色を衣類に付けます。

また、脇汗の鉄分が酸素漂白剤で衣類を損傷させる原因になることもあります。

金属には触媒作用があり、この作用により綿素材などの生地に穴が開くこともあります。




実際の損傷事例

例えば、綿のTシャツを着て金属のネックレスをかけていると、

首周りが破れてしまうことがあります。

また、金属を含む染料で染められたストライプのワイシャツを

酸素系漂白剤で洗うと、金属を含む染料の部分が破れてしまうことがあります。


色移りの原因

さらに、綿の白いTシャツを着てネックレスをかけていると、

首周りだけ青っぽく色がつくことがあります。

これは、汗がネックレスにつき、ネックレスの金属成分がTシャツに

移ったためと考えられます。

このような場合、家庭で酸素漂白剤や塩素系漂白剤を使用すると、

Tシャツが破れる可能性があります。


汗ジミや黄ばみの対策

汗を吸い込んだ衣類をそのままにしておくと、汗ジミや黄ばみが落ちにくくなります。

大切なTシャツにシミが付いた場合も、自己流のシミ抜きでは心配でしょう。

家庭で洗える表示のある衣類でも、キレイに落ちるシミかどうか不安な時には、

シミ抜きの経験豊かなクリーニング店に相談することをお勧めします。


大切なお洋服をキレイに保つために

大切なお洋服は、適切なケアをすることで長持ちします。

汗をかいたらすぐにお洗濯すること、適切な漂白剤を使うこと、

そして自己流のシミ抜きに頼らず、専門家に相談することが大切です。

暑い日が続く中、衣類のケアをしっかりとして、大切なお洋服をキレイに保ちましょう。