シミ抜き無料相談会(9月)に大勢の方がおいでに!
先月(9月26日)、北川クリーニングではシミ抜き相談会を行いました。
自粛が日常になっている昨今、どれほどのお客様がお見えになるか当日まで不安でしたが、
なんとビックリ! 1日で約30名様のお客様がお越しになりました!
「大切なお洋服にどうやって除去して良いかわからないシミがある」というお悩みは
多くの方々が抱えていらっしゃるのだとスタッフ一同実感した1日になりました。
気に入っているけれど、シミがあるために着られない…。
そんな残念なお話を、北川クリーニングで是非解決して差し上げたいと思っています。
どのような相談をお受けしたのか、いくつかの例をご紹介したいと思います。
❶ ワイシャツにボールペン
ワイシャツのポケットにボールペンのインクが付いてシミになった
ポケットに差し込んでいたボールペンのインクがシャツに滲み出てしまったという失敗談はよく伺います。
H様のワイシャツはオーダーメイドで、仕事のし易い特徴的なポケットがお気に入りでした。
「自宅で洗濯をしたもののインクは落ちず、シミになってしまったけれど、
買い替える前にしみ抜きで取れるか試してみたい」とお持ち込みになりました。
こういう場合、ボールペンのインクは家庭で洗わずお持ち込みになった方が落ちやすいです。
インクを落とすには、シミの下にタオルを置いて、シミの部分に薬剤を付け
しみ抜きの機械を使ってインクを少しずつタオルに移していきます。
この時は、インクが完全に落ちるまでにタオルを3本使いました。
インクはシミの範囲が狭くても、濃くシミが付いていると手間と薬剤、そしてタオルを
何本も使わないと最後まできれいに落とせません。
H様は綺麗になったワイシャツを確認して、また着られることを喜んでおられました。
❷ 家庭の洗濯では落としきれない泥のシミ
T様は息子さんの制服のブレザーとズボンのシミ抜きを依頼されました。
「なかなか制服を洗うタイミングがなく、しかも部活が運動部で、いつも部活が終わってから
着替えて自転車で帰ってくるために、部活の汗や泥が入り混じった汚れがひどい」とのこと。
私たちの方で行ったクリーニングは、こんな具合です。
まず、ズボンは全体的に汚れていましたので、まずしみ抜きの特殊な液にズボンを浸して
必要時間が経過したところで取り出し、すすぎました。
それから通常のクリーニングをしましたが、取り切れていない細かなシミがあったので、
それぞれの箇所にシミ抜きを施し、仕上げをしました。
お返しの際にT様より、どのように制服のケアをしたら永くキレイを保てるかも質問され
アドバイスを致しました。
❸ スウェットにヘアカラー剤がついてしまった
F様は美容室でヘアカラーをした際に、薬剤をスウェットにつけられてしまいました。
美容師さんからクリーニング店に持って行ってと言われ、ご来店されました。
スウェットの素材は綿でしたので、生地にカラー剤がしみこんでいる可能性もあり、
難しいしみ抜きになることが予想されました。
当店のしみぬき担当者がスウェットの生地の色が抜けないように慎重にしみ抜きをし、
時間はかかりましたが、シミを完全に落とすことに成功しました。
F様も美容室に気兼ねをすることがなく、また通えると喜んでおられました。
❹ 礼服にカビが生えてしまった
W様はお義母さまの礼服をお持ち込みになられました。
W様がお義母さまの様子を見に訪問された折、タンスの中の礼服を確認したところ、
礼服にカビが生えていたとのことでした。
礼服を着用した際に会食があり、食べ物や飲み物をこぼした事に気づかず、そのまま
タンスに仕舞い込まれたために胸の部分全体にカビが生えていました。
カビは長い時間放置されると、しみ抜きで変色する可能性があります。
これはカビが繊維深くまで根をはる事で起こります。
こうした事情もお伝えして作業させていただきました。
カビは1度のしみ抜きやクリーニングでは落ちなかったので、完全に除去できるまで
同じ作業を何度か繰り返しました。
また、カビの匂いも気になったので、消臭作業も行いました。
当店では、シミが落とせたことを認識して頂くために、施術前の写真をおつけしております。
この時もお義母さまにもわかりやすいように、beforeのお写真をつけてお返しいたしました。
シミのお悩みを是非北川クリーニングにお聞かせ下さい。
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